[IT'S NOT] WORLD'S END

明るく楽しく元気よく平和に遠距離5年目。プロ診断イエベ秋。たのしいことが好き。

宗教のことと食のことで感じたことの話をします。

 こんにちは、宇田です!しばらく書くことがなくてネタを書き出しては下書きに保存していたのですが、今回は一年ほどイタリアに住んで感じたいろんなことを書いてみたいと思います~。わたしの体験談なので、万人に当てはまるのかどうかは「ない!」と言ってしまえるくらいですが。

 

イタリアといえばカトリック大国であり美食大国です。日本人が思い浮かべる「イタリア」のこの二つのキーワードについてみてみようかな、と思います。 イタリア人と日本人が生活を共にして感じた違いをご紹介~。。。

宗教も食も、その国を形成する大切で重大な要素ですからね。結構おもしろかったりするんですよね。

 

宗教の問題

欧米系に限らずどこの国でも日本の外は宗教意識が強いですよね。わたしはなんかもう「都合がいい時に都合の良い神様が神様にとって都合よく助けてくれるかもしれないからとりあえず神様~って言うけど結局どうにかするのは自分」という思想を信じるマンなので、一つの思想に縛られるとか、神様の加護があるとかはあまりピンと来ないのが本音です。国際恋愛をしていると一回はぶつかる思想の壁だと思います。

わたしの恋人はイタリア人なのでカトリック……と思いきや、無宗教だそうです。イタリアと言えばカトリック教徒が90%を優に超える国ですが、ここでのカトリック教徒を幼児期に洗礼を受けた、と定義するならば、彼はカトリックではないそうです。感覚的には「日本人が仏教徒だ~とか神道かな~って言う感じ」だそうです。クリスマスとかパスクワなどの行事関連は乗るけれど、あくまでイベントや習慣として行うだけみたい。ご両親も特別宗教観の強いわけではないみたいでした。はじめておうちに行ったときにいきなりその話されて、反応に困ったなあ。イタリア人と言ってもお母さんがスペイン人なので、お母さんの影響が大きいのかもなあと思っている。ご両親ともカトリックは名乗っていないみたいです。

※後日聞いたところ、ご両親は一応洗礼は受けているみたいです。まあ洗礼って本人の意思に関係なくさせられるものだから、どちらかというと親の宗教観がでますよね。。「だって、イタリアとスペインだよ?」って言われました。す、すいません。でも初めて会ったときにお母様から麺と向かって「うちは誰も宗教はもってないからね」って言われたので、洗礼をうけたっきりみたいです。彼の高校のクラスでは洗礼を受けていないのは自分と他国籍の子くらいだったみたいです※

宗教の話ってタブーになりがちですが、将来のためにはちゃんと話しておくべきだなあと思っていて、それは本人だけじゃなくてその家族もそうだと思います。ご家族に敬虔な信者がいるようだったら、改宗しちゃった方がラクかな~とは思いますが、改宗を強要されるのも嫌な気分ですよね。宗教は難しいなあと思います。

友人の中には毎週ちゃんとミサに行くような子もいましたし、ご家族が敬虔な信者だけれども自分は全然だよ~っていう子もいました。一番強烈だったのは、とあるイタリア人の女の子は腐女子なのだけれどもお母様がとても熱心な信者で、だから自分がBLが好きって言うことをひた隠しにしているっていう話でした。。。カトリックでは同性愛は禁忌ですからね、知られたらどうなってしまうのでしょうか…イタリア人にも腐女子がいることがまずびっくりでしたが、これは日本ではあまりない危機感ですよね…。

カトリックの国と言われているイタリアも、少しずつ宗教観は変わってきているみたいですが、まだまだ熱心な信者の方はたくさんいるみたいです。思想は理解しきれないこともありますから、事前にしっかりと話し合って、ある程度お互いに譲歩することが大事なのかな~。まあそんなことが簡単にできていたらこの世に宗教を理由にした戦争なんて存在しないわけなんですけどね…文化の違いだけではなく思想の違いも理解し合えたらいいのになあって思います。

 

食の問題 

住む場所が違えば当然食べるものも違いますよね。イタリア人は特に食に対して保守的な人が多いので、結構心配でした。街を歩けばレストランといえばイタリアン!イタリア人経営の多国籍レストランってほぼありませんでした。トルコ人がやってるケバブとか、中国人がやってる中華料理屋日本料理、メキシコ人がやってるメキシコ料理とかはありましたが、それでも街にある飲食店の9割はイタリアンでした。とにかくイタリア人は食に対して保守的だなっていうのがわたしの印象でした。

が、これについても彼は大丈夫でした。なんでも食べる。すごい。でも納豆はちょっと苦手みたいです。わたしは食わず嫌いなので納豆が今後わたしたちの食卓に並ぶことはないと思います。うどんもしいたけもカレーも海苔も食べてましたね。中華料理屋さんもたまに行ってるみたいです。でも彼は和食は作れないので彼が作る時は大体イタリアンです。豪快なパスタが出てくるけどあまり大食でもないので量がすごいと困ります…でもまあ、わたしはイタリアン結構好きなので週3くらいならたぶん大丈夫です。向こうにいたときは毎日パスタだったし、その環境下に置かれればあんまり食事は気にしないのかもしれない。材料が限られているとはいえ、和食もどきを作ることはできますしね。ただアーティチョークとオリーブが苦手なので、出されると辛かったです。

どっちが好きかって言われたら日本食・アジア食だな~。中華や韓国料理はもちろん、タイ料理とかも好きです。日本は食の多様性があっていいですよね。楽しい。

お母さんはちょっとアジア料理は苦手だったみたい。送った食材の中で「たまごスープ」が唯一美味しいって言って食べてたって聞きました。スペイン人ですけど。お父さんはなんでも食べる(直訳)なのでなんでも食べてたみたいです。うーん。人によりけりだね。

あ、そうそう、どんなにアジア料理が好きな彼でも、生活の流れに乗らなかったのが先述した「納豆」と「甘くない朝食」でした。有名なことだとは思いますが、イタリアで一般的な朝ご飯は甘いお菓子にカプチーノ、でしょうか。お父さんはカフェラテにクッキーでした。彼はそこまではいかないものの、甘いシリアルにカフェラテです。日本に来てくれた時もわたしと同じものは食べずに頑なにシリアル食べてました。そしてわたしもイタリアに行ったときは頑なにしょっぱいもの食べてました。サルシッチャ焼いたのと、目玉焼きと、サラダ。を、彼が毎朝作ってくれました。自分でやれよ。わたしはそこまで甘党ではないので、食事は食事、おやつはおやつって分けたいんです…ちなみにスペイン人のお母さんは完全にわたしの味方。「イタリア人って朝は甘いものばっかりなんだよ、嫌んなっちゃうね」って呆れたように言いながらコーヒーだけ飲んで終わりでした。おとなだ。 

 

彼の家庭はお母様がスペイン人だったり小さい時から日本人が近所にいたりで結構インターナショナルな環境だったんで、わりと異質かもしれないですね。そんな彼のおうちで感じた、わたしの体験談でした。毒にも薬にもならないお話!

 

 

おわり。